wget コマンドの基本的な使い方

wgetコマンドとは

Linuxで比較的よく使う便利なコマンドの一つです。 インターネットにアクセスできる環境であれば、インターネット上の任意のファイルを取得(get)してくることができます。

基本的な使い方

wget <URL Path>
wgetコマンドで特定URLパスにあるファイルをダウンロード(get)してきます。ダウンロードされたファイルは、カレントディレクトリに保管され、保存されたファイル名も元のままです。

ファイル名を指定する場合

wget -O filepath/filename <URL Path>
URLパスのファイルを “-O” (オー) オプションで指定したファイルパス+ファイル名で取得してくる。イメージは “名前をつけて保存”

プロキシ環境下で利用する場合

社内環境など、プロキシ配下にサーバがある場合は、プロキシを指定してあげる必要があります。最も簡単な方法は、/etc/wgetrc に下記設定を追記する方法です。
vi /etc/wgetrc ※rootの場合
vi ~/.wgetrc ※一般ユーザの場合

#Proxy settings Add@yyyymmdd
#Example http_proxy=http://192.168.1.1:8080/
http_proxy=http://プロキシサーバのIPアドレス:ポート番号/
https_proxy=http://プロキシサーバのIPアドレス:ポート番号/
  認証プロキシの場合は、認証情報も設定する。
#For authentication proxy
proxy_user=ユーザ名
proxy_password=パスワード

wgetコマンド自体使えなかったとき

基本的には、デフォルトでインストールされているかと思いますが、Redhat系ならyumコマンドでインストールできると思います。
yum -y install wget

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