【ルーティング】経路の優先順位

ルーティングの優先順位について

ルーティング設計を進めるにあたり、どういう優先順位で経路が選択されるかは重要です。
同じ経路が複数ある場合は、どうなるのかわからなくなることがあるので改めてまとめます。

ロンゲストマッチ/AD値/メトリック どれが優先されるのか

以下順序です。

  1. ロンゲストマッチ

    宛先IPアドレスとルーティングテーブルに経路情報を比較したときに最も長く(ロンゲスト)一致(マッチ)している経路が選択されます。GWがそれぞれで違う構成は滅多にないと思うので、極端な例ですがいくつか例を挙げます。

    直接接続(コネクテッド)< ロンゲストマッチ なので注意

    自足に持っている直接接続されていてAD値が0だろうが、同じ経路情報でなければ比較対象になることがないので、ロンゲストマッチが一番強いんです。 ※装置仕様によって異なる動きをする場合があるので実際のところは確認して下さい。

  2. AD値

    同じ経路情報があった場合に比較される値です。よく使うやつをピックアップして書きます。

    • 直接接続(コネクテッド)⇒ 0
    • スタティック経路 ⇒ 1
    • OSPF ⇒ 110
    • RIP ⇒ 120
  3. メトリック

    ADも同じ場合に比較される値です。
    メトリック値の指標は動的ルーティングによって異なります。OSPFであればコスト値で
    RIPであればホップ数です。ルーティングによって優先される指標は異なります。

TIPS
通信するときに大量にある経路の中からメトリック値がたくさんある経路の中から選択するなんて負荷が高そうですよね。その負荷を下げる仕組みとしてフォワーディングテーブルというものを作る装置が多いです。
簡単に言うと、あらかじめ最適な経路(代表者)を決めておくってだけの話です。

いくつか具体例

以下ルーティングテーブルがあったと想定していくつか例をあげます。
(同じ経路あてのGWが複数にわたるようなNWは、ほとんどみることがないと思いますが)

  1. 宛先:192.168.1.1 の場合
    ⇒ No.3 の経路(GW-C)が選択されます。
  2. 宛先:192.168.1.200 の場合
    ⇒ No.2 の経路(GW-B)が選択されます。
  3. 宛先:192.168.1.100 の場合
    ⇒ No.5 の経路(GW-E)が選択されます。ホストルートが最強です。

以上

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